色々準備をして憧れのフリーランスになったものの、仕事がない厳しい現実にぶつかる人は少なくありません。そこでここでは、独立後に仕事がない原因と解決策についてお話していきたいと思います。
まず、仕事がない原因の一つ目は、人脈・営業不足です。
同業者との繋がりが希薄であれば、当然ながら仕事の依頼も少なくなります。人脈を増やすためには、企業で働いている内に広い人脈を築いておいたり、同業者と出会える勉強会などに積極的に参加したり、SNSやポートフォリオサイトを作って自身の強みをアピールしたりして、自身の存在をしっかり示すことが大切です。

二つ目は、信頼関係を築けていないことです。
フリーランスとして活躍するなら、継続して仕事の依頼をもらうことが重要になってきます。仕事を依頼できる人が何人もいる中、「この人に任せたい」と思わせる要素が無ければ、継続して仕事を依頼してもらうことはできません。そのため、ただ仕事をこなすだけの人は要注意です。仕事を受注した際は、細やかな気遣いを心がけ、迅速かつ丁寧な仕事を提供するようにしましょう。

三つ目は、スキルが足りていないことです。
顧客側からすると、仕事を依頼する際はその分野に詳しい人に頼みたいものです。あまり経験・実績がない人にわざわざ仕事を振りません。そのため、資格を取ってすぐにフリーランスになるような形はあまりおすすめしません。一旦、その資格を持って企業に入社し、経験・実績を積んだ後に、フリーの道に進んだ方がいいでしょう。

四つ目は、ビジネススキルが身についていないことです。
エンジニアとして技術力ばかりを極めようと必死になり、いざ一人で仕事をする際にクライアントとコミュニケーションが図れなかったり、交渉がままならなかったり、優先順位を見極めて行動できなかったり、仕事をする上で非常に大切な要素が身についていないことがあります。あまり関係ないとは考えずに、エンジニアにも必要なビジネススキルをこちらのサイトなどを参考にしつつ、確実に身につけるように心がけましょう。